男女共同参画に関する次の記述のうち、適切でないものを1つ選びなさい。
1 女子に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約、いわゆる「女子差別撤廃条約」は、国連総 会が採択した後、我が国も著名・批准した。
2 「性と生殖に関する健康と権利」と訳される「リプロダクティブ・ヘルス/ライツ」の概念は、1994年に カイロで開催された国際人口・開発会議で打ち出されたもので、女性の人権のひとつとして認識され ている。
3 女性の稼働所得割合や国会議員に占める女性の比率等を用いて算出される「ジェンダー・エンパワ ーメント指数(GEM)」とは、女性が積極的に経済・政治活動に参加し、意思決定に参加できるかどう かを測るものである。
4 男女共同参画社会基本法における「積極的改善措置」とは、当該法に定める活動に参画する機会の
男女間の格差を改善するため、必要な範囲内において、男女のいずれか一方に対し、当該機会を積 極的に提供することをいう。
5 我が国では現在、市町村は「男女共同参画基本計画」の策定を義務づけられている一方、都道府 県はその策定が努力義務にとどまっている。
正答-5