生活保護法に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
1 法第1条には、国が生活に困窮するすべての国民に対して最低限度の生活を保障するとともに、その自立を助長することが法の目的として規定されている。
2 法第2条に規定されている「無差別平等」とは、保護を要する状態に立ち至った原因のいかんや、社会的な身分や信条などにより優先的または差別的に取り扱われることはないということである。
3 法第3条には、この法律により保障される最低限度の生活は、健康で文化的な生活水準を維持することができるものでなければならないと規定されている。
4 法第4条には、保護は、生活に困窮する者が、その利用し得る資産、能力その他あらゆるものを、その最低限度の生活の維持のために活用することを要件として行われると規定されている。
5 法第4条に規定されている「扶養義務者」とは、絶対的扶養義務者を指し、相対的扶養義務者が含まれない。
正答-5