社会福祉士試験問題 第18回-021(公的扶助論)

イギリスの救貧法に関する次に記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

1 エリザベス救貧法(1601年)は、救済の対象者を、労働能力のある貧民、労働能力のない貧民、親が扶養できないとみなされる児童の3つに分類した。

2 ギルバード法(1782年)は、労働能力のある貧民に対して、労役場以外の場である在宅での救済を認めた。

3 スピーナムランド制度(1795年)は、働いている労働者や失業者を対象として、パン価格と家族数にスライドして定められた最低生活水準を設定して、その基準に満たない分を救貧税から手当として支給するものであった。

4 改正救貧法(1834年)による救済を受ける者は、最下層の独立自活している労働者の生活水準よりも実質・外見ともに低いものでなければならないとされた。

5 「救貧法および失業救済に関する勅命委員会報告書」(1909年)において、慈善組織協会の系統に属する「多数派報告」は救貧法を解体すべきと主張した。

正答-5

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