社会福祉士試験問題 第17回-98(障害者福祉論)

<事例問題>次の事例を読んで、問題98から問題100までについて答えなさい。
 
[事例]
 Sさん(31歳、女性)は、5歳時に脳性麻痺による四肢および体幹機能障害で身体障害者手帳1種1級の交付を受けた。小学校はA養護学校に通学し、中高等部はB養護学校の寮生活、高等部を卒業後は学校の先生に勧められた身体障害者療護施設に入所した。施設の生活になじめずに2年後に退所したが、両親のいる自宅には帰らず、姉と一緒にアパートで生活するようになった。Sさんは年金などにより月額11万円程度の収入があり、身体障害者福祉センターに週3回通って、サークル活動に積極的に参加している。現在、Sさんは身体障害者福祉法による補装具給付制度により補装具を給付されている(問題98)。
 両親は同じ市内に住んでおり、父親は63歳で仕事をしているが、病気がちで会社を休むことが多い。今まで介護していた姉が隣県に転勤することになり、Sさんは今後の自分の生活について考えるようになった。
 そこで、Sさんは、市町村障害者生活支援事業を行っているC事業者を訪問して、姉の転勤をきっかけにアパートで一人暮らしをしたいがどのような方法があるか障害者ケアマネジメント従事者に相談した。Sさんは実家での両親との同居を望んでおらず、その理由についても多くを語りたがらない。障害者ケアマネジメント従事者は、ケアマネジメントの導入の同意を得て、アパートで一人暮らしをしたいというSさんの希望を実現するために、Sさんと一緒にケア計画を作成し始めた。ケア計画を作成するにあたって、Sさんの住むアパートが玄関や浴室の段差があり、多くの介助を必要とすること、身体障害者福祉センターのサークル活動への参加を続けたい、パソコンを学びたいなどのニーズが明らかになった。これらのニーズを満たすために、援助目標を設定しサービス内容の検討を行った(問題99)(問題100)。
 
補装具給付制度によってSさんが給付される可能性が高いそ考えられる補装具に○、可能性が低いと考えられる補装具に×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを1つ選びなさい。
 
A 車いす
B 電動車いす
C 起立保持具
D 特殊尿器
 
  [組み合わせ]
  A  B  C  D
1 ○ ○ × ×
2 ○ × ○ ○
3 ○ × ○ ×
4 × ○ ○ ×
5 × ○ × ○

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
正答-1

資格取得.net

介護福祉士 求人

介護用品、介護食の専門店 介護ショップしろい手

 
FX