従来の幼稚園・保育園のあり方を規定してきた学校教育法と児童教育法の枠組みを越え、幼稚園と保育園が一体となった環境において一貫した子どもの保育・教育を行うという構想。 ともに就学前の幼児を対象としていること、また、保育ニーズが多様化していることなどから、同じ幼児教育にかかわる施設として、一体化して運営することをめざす考えであるが、現段階では、幼保本来の機能に関して、厳然とした法的な区別があり、施設の共用化、子育て支援事業等の共同開催、幼稚園教諭と保育士の合同研修、人事交流などにとどまっている。